七五三のお祝いはいつ?親の服装マナーと選び方

query_builder 2024/10/22
コラム
ブログ

七五三は、子どもの成長を祝う日本の大切な伝統行事です。大切な日を落ち着いて迎えられるために、この記事では七五三の時期やお参りのタイミング、また親御さんの服装マナーについて詳しく解説します。


七五三の時期とお参りするタイミングについて解説

七五三のお祝いはいつ行うべき?

七五三は、日本における伝統的な子どもの成長を祝う行事で、子どもが3歳、5歳、7歳になった年の11月15日に行われます。


このお祝いのタイミングには、数え年と満年齢のどちらで行うかという選択肢があります。数え年は、生まれた年を1歳と数える日本の伝統的な年齢の数え方であり、誕生日を迎える前の年齢で祝うことが特徴です。


一方で、現代ではより一般的な満年齢、つまり実際に誕生日を迎えてからの年齢で祝う家庭も増えています。数え年と満年齢のどちらを選ぶかは、基本的に各家庭の自由です。


どちらを選んでも正式なお祝いとして問題はありません。 また、日付についても現代では家族の都合に合わせて、前後の週末や祝日にお参りを行う家庭が多く、地域の習慣に応じて、少し早めや遅めにお祝いをすることも広く受け入れられています。


数え年で行う場合でも、満年齢で行う場合でも、どちらも七五三の意義を大切にし、家族に最適なタイミングを見つけてお祝いすることが重要です。


早めや遅めの時期に七五三のお参りしても大丈夫?

11月15日を中心に七五三を行うのが一般的ではありますが、10月から12月上旬にかけてスケジュールを調整される方も多いです。


混雑を避けたい場合、写真撮影をゆっくり楽しみたい場合には、早めや遅めにお祝いを検討するのもいいでしょう。


親族との予定の調整や、子ども自身の体調に合わせて、柔軟にスケジュールを組むことをおすすめします。



七五三の子どもの服装選び


男の子と女の子の服装の違い

七五三では、男の子と女の子で着る服装が異なります。 3歳と5歳の男の子には、伝統的な羽織袴が定番です。


厳かで日本の文化に根ざした祝いの雰囲気を演出することができるでしょう。


3歳の女の子は、被布(ひふ)というベスト状の衣装を着るのが一般的です。


7歳になると、女の子は本格的な着物を着用し、帯を結びます。 こうした和装は、子どもたちにとっても特別な体験となり、写真映えも抜群です。


和装をおすすめする理由

和装は、日本の伝統を感じることができ、七五三という特別な行事の価値を一層高めてくれます。


神社での参拝や、家族・親戚が集まる場面では、和装の持つ格式と華やかさが周囲の注目を集めます。


和装を通じて、日本文化の美しさを子どもに伝えるだけでなく、着物の美しいデザインや手触りを直接感じられることが大きな魅力です。


着物は、七五三だけでなく後も子どもが成長した際や、将来の兄弟姉妹、さらには次世代に受け継ぐことができる家宝となり得ます。


家族にとって、特別な思い出や物語が詰まった着物は、単なる衣装以上の意味を持つものです。


子どもの和装を選ぶ際のポイント

七五三の時期は秋で気温の変動が激しいこともありますので、寒い日には羽織や上着を準備しておくと安心です。


着物を購入する際は、長く使えるデザインや、成長に応じて手直しが可能なものを選ぶと良いでしょう。


着物の着付けもプロに依頼することで、見た目も美しく、長時間でも着崩れしにくくなります。



親の服装の基本ルール


母親の服装選びのポイント

七五三は、子どもが主役ですが、親の服装もその場の雰囲気に大きな影響を与えます。


特に母親は「上品さ」と「きちんと感」を意識することが重要です。 和装を選ぶ場合、訪問着や付け下げがふさわしいとされています。


これらは華やかでありながらも、派手すぎないデザインが多く、上品な印象を与えます。 色は、落ち着いた明るめのものが良く、淡いピンクやベージュ、薄紫などが人気です。


また、七五三はフォーマルな場ですので、訪問着などの格調高い和装を選ぶことで、伝統行事にふさわしい装いになります。



父親の服装選びのポイント

父親の服装も、母親とのバランスを考えて選べると家族の印象がより良いものになるでしょう。


和装を選ぶ場合、黒羽織や紋付き袴が定番で、これにより、フォーマルかつ格式ある雰囲気を演出することができます。ただし、子どもや母親の着物よりも格を下げるのがマナーです。


七五三はあくまで子どもが主役の行事ですので、親の服装が子どもよりも目立たないよう、注意が必要です。


なお、かしこまり過ぎない服装を希望する場合は、シンプルな紬の着物や羽織を選ぶことで、フォーマルさを保ちながらも落ち着いたスタイルを演出できます。



七五三の服装で気をつけるべきマナー


和装に合わせる小物のマナー

和装を選ぶ際には、帯や帯締め、小物の選び方にも注意が必要です。


帯は上品さを重視し、シンプルかつ落ち着いた色合いのものを選びましょう。 草履やバッグも、全体のコーディネートに調和する控えめなデザインが好まれます。


特に七五三では、子どもが主役ですので、母親の和装が華美すぎず、家族全体のバランスが取れるように配慮することが大切です。


アクセサリーや小物にも注意

和装の際にはアクセサリーもシンプルで控えめにするのが基本です。


基本的にはイヤリングなどは付けず、指輪を付けるくらいが1番良いかと思います。


指輪も帯などに引っ掛けてしまい、帯を傷めることもありますのであまり華美にならないものが良いでしょう。


また、七五三の時期は寒さ対策が必要になるため、羽織やストールなど、和装に適した防寒アイテムを準備しておくと安心です。


和装での神社参拝時の注意点

神社や公園での参拝時には、足元や着物の裾が汚れないように気をつけましょう。


特に、砂利道や湿った地面では、草履の扱いに注意し、着物が汚れないよう注意を払いましょう。


心配な場合は予備の足袋を一足用意しておくと安心です。



- まとめ - 七五三のお祝いと親の服装のポイント

いかがでしたか?七五三は、子どもの成長を祝う日本の大切な伝統行事です。また家族にとっても特別な思い出になります。


男の子でも女の子でも限られた時期でしか体験できない貴重な機会ですので、積極的に参加したい行事ですね。


創作京呉服多かはしでは、初着から七五三の子ども用着物、普段着、格式あるフォーマル着物や帯などを幅広く豊富に取り揃えております。


ご来店は予約制となっており、お客様とスタッフだけのプライベートな空間でご納得いくまでゆったりと着物をお選び頂けます。


是非一度お気軽にご来店ください。


最新情報はinstagramでも更新しています。


----------------------------------------------------------------------

創作京呉服 多かはし

住所:愛知県名古屋市昭和区緑町3丁目10−1

----------------------------------------------------------------------